世界遺産巡り
ご訪問ありがとうございます。
営業第二部の尾形です 😀
夏休みから早や半月ほど経過しましたが皆さんは夏休みをいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は子供が就職して少し余裕ができたので、休みが取れると最近世界遺産巡りなどをしています。
今回は訪問したら期待以上によかったトルコの話をしたいと思います。
ご存知だとは思いますが、1890年に遭難したトルコの軍艦を助けた関係もあり非常に日本に対して友好的な国です。
1985年のイラン・イラク戦争でもイランの在留邦人を日本の航空会社が救出に向かうのを断念した中、トルコ空港が邦人の救出に向かってくれたほどです。
さて、トルコの世界遺産もたくさんありますが、印象に残っているいくつかをご紹介したいと思います。
1つ目がブルーモスクで、これはオスマン帝国時代の1609年から1616年の7年の歳月をかけて建てられた「世界で最も美しいモスク」と言われている建物です。
青い空と綺麗な花に映えるブルーモスク
青や白の美しいイズミックタイルとステンドグラスの美しい内部
2つ目がアヤソフィアで、こちらは日本の大和朝廷時代に建てられた東ローマ建築の最高傑作と言われている建物です。
建設当初はキリスト教の大聖堂として利用されていましたが、1453年に国がオスマン帝国に征服された後はモスクとして利用されました。
しかしオスマン帝国のメフメト2世は美しい壁画など破壊することなく漆喰で塗りつぶし隠してモスクとして利用しました。
現在はモスクの中に漆喰が剥がされマリアなどキリスト教の壁画が混在する歴史を感じる不思議な空間となっています。
今は博物館として利用されているアヤソフィア
イスラム教の信仰を表すアラビア文字の装飾の奥の天井に漆喰の壁から解放された聖母マリアの壁画が印象的でした。
3つ目がカッパドキアで、標高1000メートルを超えるアナトリア高原中央部に、100km2近くにわたって何千年の月日をかけて形成された様々な形の岩石が点在する岩石大地です。
そしてこの岩石地帯には三世紀半ばにローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教徒が地下都市を築き上げています。
きのことかラクダみたいな形の岩が点在しています。
スターウォーズエピソード1の撮影に使われたカッパドキアの風景です。話は変わりますが今年の冬に公開される「フォースの覚醒」もファンにとっては楽しみですね。
カッパドキアのホテルはすべて岩山をあまり壊さずに建てられたホテルで、部屋は岩山をくり抜いて造られているため洞窟ホテルとも呼ばれています。
オプションツアーとしてカッパドキアを空から見下ろす早朝の気球遊覧も盛んです。
まだまだたくさん見所のあるトルコです。
今は少し危なそうな状況ですが、まだ行ったことがない人は是非旅行の候補の一つに加えてみてはいかがでしょうか?